インターネット新築マンションガイド

生産緑地法の改正

2011.09.30

都心部で建替えや規制緩和で容積率が拡大し、新たな供給が増えていることは、土地が生産されているのと同じ効果をもたらす。土地が生産されているのは、都心部や埋立地だけではない。郊外でも同じようなことが起きている。東北新幹線の建設の見返りとして地元の要請で開通しだのが埼京線である。昭和六〇年開通当時は大宮から池袋までだった。その後埼京線は大崎まで延長され、さらに東京臨海高速鉄道りんかい線の開通、相互乗り入れによっていまでは新木場まで延びている。私が会長をしていたリクルートコスモス(現コスモスイニシア)は、埼京線が開通した直後の昭和六一年、埼京線と武蔵野線とが交差する武蔵浦和の駅前にあった森下製薬の工場跡地を分譲マンション用地として購入した。その直後、浦和市が駅前に再開発組合の設立を決定。周辺の地権者が用地の一部を提供し、駅前ロータリーや道路の建設が行なわれ、駅前が機能的に整備されたあとにマンションを建築、販売することになった。埼京線開通当時、戸田公園駅から大宮までの線路沿いは、見渡す限り田畑が続き耕作が行なわれていた。埼京線は田園地帯を走る鉄道だった。この地域の多くは都市計画法に基づく市街化調整区域で、住宅や商業施設が建てられなかった。

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