インターネット新築マンションガイド

土地神話の日本的背景

2011.10.28

日本では「土地ほど有利な資産はない」との考え方が個人、法人を問わず広く浸透し、土地保有志向が強烈です。有効に利用できる土地は日本の国土内に限られた量しかないので希少価値があり、株式などと比べて地価が大幅に下がって損をすることも少なく、値上がり期待が大きい。地価は労力や資本をつぎ込んだりしなくても社会のニーズや経済環境などの外部的条件の変化次第で上昇するので、土地への投資は他と比べて有利・土地税制が土地保有の優位性を助長しているなどがその理由ですが、さらに根底には欧米などと比べて、土地所有権の捉え方がかなり違っていることもあります。

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資本主義国だから土地は私有財産というのはどこも同じですが、各国の歴史的な経緯が反映しています。まず、土地を含む「不動産」の考え方が日本と欧米では異なります。日本では土地とそこに建つ建屋とは別個の不動産として捉え、所有者が違うのは当然と受けとめますが、欧米では両者は一体となってひとつの不動産を形成していると考えています。したがって、たとえば旧西ドイツでは原則として「借地」という制度はありません。





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